みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『天使の梯子』  村山 由佳

 

天使の梯子 Angel's Ladder (集英社文庫)

天使の梯子 Angel's Ladder (集英社文庫)

 

 おすすめ ★★☆☆

内容(「BOOK」データベースより)

バイト先のカフェで耳にした懐かしい声。それはフルチンこと古幡慎一が高校時代に思いを寄せた先生、斎藤夏姫のものだった。8歳年上、29歳の夏姫に、どうしようもなく惹かれていくフルチン。だが彼女は、体はひらいても心を見せてはくれない。10年前の「あの時」から夏姫の心には特別な男が棲んでいるのだから―。傷ついた心は再生するのか。愛は蘇るのか。それぞれの思いが交錯する物語。

 

『天使の卵』の続編。。なので、先に前作を読むことを薦めます。そして驚くことでしょう。夏姫が春妃の立場になっていることに。。8歳年下の男の子との恋愛に悩んでいる。。夏姫も大人になり10年前に起きた衝撃的な出来事と、、歩太への想いを受け止めながら成長していく物語。。

年下の男の子との恋愛で悩むのが村山さんは好きなのかな。おいしいコーヒーシリーズとかね。恋愛の悩みは、、幸せの悩み。。泥沼化しないなら。。