みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『invert 城塚翡翠倒叙集』 相沢 沙呼

 

おすすめ ★★★☆☆

【内容紹介】

すべてが、反転。
あなたは探偵の推理を推理することができますか?
綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される......はずだった。
だが、犯人たちのもとに、死者の声を聴く美女、城塚翡翠が現れる。大丈夫。霊能力なんかで自分が捕まるはずなんてない。ところが......。
ITエンジニア、小学校教師、そして人を殺すことを厭わない犯罪界のナポレオン。すべてを見通す翡翠の目から、彼らは逃れることができるのか?

【感想】

今年の本屋大賞ノミネート作品『medium霊媒探偵城塚翡翠』(←感想はコチラ)の続編。前作は章を重ねるごとに翡翠の魅力が...少々飽き飽き...と失礼な感想を述べていましたが「すべてが、伏線。」に、おぉぉ翡翠衝撃のキャラ変に笑えて、楽しかった。今回は「すべてが、反転。」...相変わらず少々飽き飽き健在。。でも最後の「すべてが、反転」を見届けて、次の続編はどうくるんだろう?と意外に楽しみなのです。