みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『デッドボール』 木内 一裕

 

デッドボール (講談社文庫)

デッドボール (講談社文庫)

  • 作者:木内一裕
  • 発売日: 2013/06/14
  • メディア: Kindle版
 

 おすすめ ★★★☆☆

【内容紹介】

仕事なし、彼女なし、借金あり。とにかくツイてない。律儀なことが唯一の取り柄。そんなノボルに持ちかけられたのは、絶対に失敗するはずのない完全誘拐計画。その報酬は一千万円。人生を立て直すためのたった一度の犯罪。そう誓って受けたこの仕事。だが彼は、身に覚えのない事件の殺人犯になっていた。

【感想】

先に読んだ『不愉快犯』に出てくる登場人物たちが、別の役柄で登場してました。

成宮さんは相変わらず、不愉快だわ~笑

両作とも、痛快に駆け抜けていき、余韻も記憶も残さず駆け抜けていく感じ。。それが木内作品の良い所なんだね。