- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/06
- メディア: 単行本
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おすすめ度 ★★★☆☆
きっかけは隣家で起こった幼児殺人事件だった。その偶然が、どこにでもいそうな若夫婦が抱えるとてつもない秘密を暴き出す。取材に訪れた記者が探り当てた、 15年前の"ある事件"。長い歳月を経て、"被害者"と"加害者"を結びつけた残酷すぎる真実とは――。
この展開は“ありえない”と頭に疑問を残しながら読みました・・・“ある事件”が長い歳月を経て、”被害者”と”加害者”を結びつくかと言ったら結びついてもこの関係性はムリなのでは?想像力をかなり豊かに柔軟にしてもやっぱり”ありえない”の一言につきてしまった。