おすすめ ★★★★☆
【内容紹介】
「とんでもなくクリスタル」「わたしを探さないで」「下町のロボット」「蚊にピアス」
「おい桐島、お前部活やめるのか?」「人生が片付くときめきの魔法」「からすのどろぼうやさん」
「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」「八月の蝉」「大木を抱きしめて」
「昔からあるハムスターみたいな本」だいぶつじろう 池波遼太郎……
利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力にリスペクト。
SNSでもバズりがとまらない!クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント。あなたはいくつ答えられる?
【感想】
図書館利用者さんの覚え違いタイトルの実例を集め、HPで公開している福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。。紹介されている覚え違いは天才ではないか?と思うほど、ツボにハマり、大爆笑しました。家で読むのがおすすめです。個人的に好きな覚え違いは
「白い器」
「おい桐島、お前部活やめるのか?」
「ピカソはそんなにえらいのか」
「あだしはあだしでいぐがら」
「ぶるる」
「ウサギのできそこないが2匹でてくる絵本」(←名作なのに、ひどい笑)
何の本か、わかりましたか?覚え違いに対する司書さんの想像力、検索能力や本の魅力の伝え方も面白くて、読みたい本がまた増えた。脳内積読増加中。レファレンスサービスがどのようなものなのか?本の所蔵についてだけでなく、利用者の調べものを支援し、より詳細な調査をする役割もします。年齢性別関係なく誰もが訪れ、誰をも受け入れてくれる場所である図書館について司書さんの想いが込められたあとがきに、温かい気持ちになりました。
まだまだ覚え違いは更新中だそうです。↓ホームページをちらっと見たけど、相変わらず面白い..笑
福井県立図書館 | 覚え違いタイトル集 (fukui.lg.jp)