みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『危険な世界史』  中野 京子

 

危険な世界史 運命の女篇 (角川文庫)

危険な世界史 運命の女篇 (角川文庫)

 

 おすすめ ★★★★☆

 

【感想】

世界史を全くわからないわたしでも、楽しめる一冊。 血の争いがお盛んな時代。嫉妬、権力、愛憎・・・男女の繊細な駆け引きなど全く見受けられない率直さ(本人たちはすごい駆け引きをしているのだろう)怖いので、遠目から覗いているくらいが丁度良しです。 第二章の「映画が語る世界史」が面白かった。観ていない作品を含め、映画鑑賞の目線がとても興味深く感じられます。。芸術家を描いた作品はシリアスな中でも激しさがあり、どの作品も観てみたいと思わせてくれます。 『ピアノ・レッスン』好きでした。また観たいなぁ。

シリーズ第2弾だそうです。。第1弾読んでないや笑。