みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『チョコレートコスモス』  恩田 陸

 

チョコレートコスモス (角川文庫)

チョコレートコスモス (角川文庫)

 

 おすすめ ★☆☆

 

内容(「BOOK」データベースより)

芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを―。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう!興奮と感動の演劇ロマン。

 

芸能一家で環境に恵まれた女優。大学劇団員。ベテラン大物女優。アイドル女優。が受ける異色オーディション。オーディションの緊張感、気迫がすごい。女優達の闘い、苦悩、優越感。。。想像しただけでも鳥肌立つ。すごい世界だわ。

2次オーディションで演じる『欲望という名の電車』のブランチ役。

とても臨場感、緊迫感を味わえたのは、先に映画を観たおかげかも。観てなかったら評価は評価はもっと低いと思います。

お先に原作でも映画でも観賞してからの方が楽しめます。