みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『時生』 東野 圭吾

 

時生 (講談社文庫)

時生 (講談社文庫)

 

 おすすめ ★☆☆

 

内容紹介

「あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?」
悩む妻に夫が語る、過去からの伝言

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、20年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った――。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

 

とても良い話だった。奇跡のダメ親父更生物語。ラスト、感動する。けど、拓実、ダメダメ過ぎるだろって萎えた。途中で読むのを1度やめた。しばらくやめた。でも再開して最期のとき。泣ける。このラストのために私のように途中でやめずに頑張って読んでください。