主人公の三葉。。嫌々ながら伝統を守り続けていく多感な17歳の女の子。宮水神社の巫女も務める。美人さん。。
もうひとりの主人公・瀧。。都心に住む17歳の普通の男の子。バイト先の女子大生の奥寺先輩に憧れる。。イケメンらしい。。
出会ったことのない二人が、、夢の中で?入れ替わる、、とても不思議な出会い。。なぜこんな事が起きるのか不明なまま、、2人は楽しむ(ここ、、スピード感あって良かった。ダラダラされたら、、寝ちゃいそう)。。。そんな中、彗星が地球に近づき、、幻想的なまばゆい光が2人の空を覆う。。。そこで、、入れ替わりの意味を知る。。。
三葉の住む町糸守町の伝統。。「組紐」「口かみ酒」「結び」「かたわれ時」
紐と紐が絡み合い、、紡いでいくこと。。
人、時、も同じで、、結び繋がっている。。
体内に取り入れる全ての物が結びに繋がる。。
全ての伝統が鍵となり、、この2人の運命に影響する。。
映像と音楽で演出効果絶大な映画でしたね。。背景、風景が写真のようで確かに綺麗。映像美の為に映画館で観るようなもので内容は(普通かな)演出効果のおかげで飽きさせない。
瀧くんを演じる神木隆之介。。三葉が瀧くんになってる時の、演技がめちゃ可愛い。。声を高くするのではなく、地声でまさに女子。。ここは、、かなりキュンキュンしました。
「破滅からの建設」とはこういうことなのかな。。スピリチュアルな事って、、肌で感じる事なのか、、目の当たりする事なのか、、よくわからないけど、、幻想的空間にいる瞬間、、神聖な事を信じられる自分の体感なのかも。。。わたしにとって、、大自然はまさにその世界。。足を踏み入れる事への恐怖と願望が入り混じる、、不思議な気持ちに。。。そんな事を鑑賞後、、思いました。。
娘と感想を語り合う。。娘のツボ。。わたしと一緒。。「神木くん、女子力高いね」とか、おばあちゃんの「結び」の語りが感動したと聞き、、うれしい。。
「不謹慎だけど、、破滅や終末って、、幻想的で神秘的に描きたくなるのかな。。目を見張る映像がそう感じさせるんだよね」と。。わたしの感想を述べたら、、娘が「死に際って走馬灯のように頭の中で駆け巡るんでしょ?綺麗なイメージじゃない?」って。。。なるほど。。
純愛に関して、、質問したら、、「恋愛とかそんな事より、、行動すると変われる事の方が面白かった」
照れ、、かもしれないけど、、、娘を大きく変えた映画であった事には間違いない。。🎶