みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『夏の塩 魚住くんシリーズⅠ』 榎田 ユウリ

 

夏の塩魚住くんシリーズ (1) (角川文庫)

夏の塩魚住くんシリーズ (1) (角川文庫)

 

おすすめ ★★★★☆

【内容紹介】

普通のサラリーマン、久留米充の頭痛の種は、同居中の友人・魚住真澄だ。誰もが羨む美貌で、男女問わず虜にしてしまう男だが、生活力は皆無。久留米にとっては、ただの迷惑な居候である。けれど、狭くて暑いアパートの一室で顔を合わせているうち、どうも調子が狂いだし…。不幸な生い立ちを背負い、けれど飄々と生きている。そんな魚住真澄に起きる小さな奇跡。生と死、喪失と再生、そして恋を描いた青春群像劇、第一巻。

【感想】

初めてのBL。

久留米のアパートに居候する大学院研究生・魚住真澄。博愛主義の魚住くんは来るもの拒まず精神で複数の女性と付き合う。最後はふられてしまう。波乱を生む魚住くんは同居する久留米が気になる...?久留米が魚住くんを気になる...?という狂おしい恋愛が描かれていました。踏み込んだことのない世界にかなりドキドキします。。うん。ドキドキします\(//∇//)\キャ-