ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/02/22
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 85回
- この商品を含むブログ (116件) を見る
おすすめ ★★★★☆
【内容紹介】
珍しい古書に関係する、特別な相談――謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。
金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが――。
【感想】
本作は短編集だった今までとは違って長編でした。。好きな江戸川乱歩が題材。。横溝正史と乱歩の意外な関係など、相変わらず古書にまつわる知識が楽しい。
しかも栞子母・智恵子失踪以来の初対面。。確執ありの母娘対決。。興味そそられる。。でもここで、、急展開のはずが、なんとなくトーンダウンな気がしたのは長編だからかなぁ。。短編の切り替えが良かった分、長編って、、難易度高いって思いました。。でも次巻も気になる