- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2009/05/14
- メディア: 単行本
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おすすめ度 ★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
山中にひっそりとたたずむ古い洋館―。三年前、近くの湖で不審死を遂げた実業家朝霞千沙子が建てたその館に、朝霞家の一族が集まっていた。千沙子に育てられた映画監督峠昌彦が急死したためであった。晩餐の席で昌彦の遺言が公開される。「父親が名乗り出たら、著作権継承者とする」孤児だったはずの昌彦の実父がこの中にいる?一同に疑惑が芽生える中、闇を切り裂く悲鳴が!冬雷の鳴る屋外で見知らぬ男の死体が発見される。数日前、館には「訪問者に気を付けろ」という不気味な警告文が届いていた…。果たして「訪問者」とは誰か?千沙子と昌彦の死の謎とは?そして、長く不安な一夜が始まるが、その時、来客を告げるベルが鳴った―。嵐に閉ざされた山荘を舞台に、至高のストーリー・テラーが贈る傑作ミステリー。
閉ざされた山荘で起きる殺人事件に朝霞一族がどう絡んで、どういった思惑なのか。キーワードの“訪問者”と“湖”の部分が拍子抜けして残念でした。
それにしても山荘で外界と遮断される設定って何でこんなに大どんでん返しを期待してしまうんでしょうね。。。そういう意味ではリスクが高いですね。