みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『望みがかなう人は楽天思考』  佐藤 富雄

 

望みがかなう人は楽天思考 (中経の文庫)

望みがかなう人は楽天思考 (中経の文庫)

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

人間の体は、どんな願いごとでも、目標を大脳にインプットすればそれを達成する仕組みをもっています。しかし「誰よりも実績をあげたい」といった強い闘争心が必要な目標をもつと、体は確実に蝕まれていきます。自分や仕事、家庭やお金に対する「意識」と「ことば」を棚卸して、幸せに生きるシナリオを描きましょう。

 

医学博士、理学博士、農学博士でもある著者が大脳(考える力)と自律神経系(体を動かす命令器官)の仕組みにより、、人は楽天思考になる。とのこと。。

前半部は楽天的な言葉を口に出す(口グセ理論)事へのすすめ。。「楽しさ、うれしさ、すばらしさ」と明るい表現を口にすると、、からだはその通り反応する。。怒り、恨み、妬み、悲しみを口にすると、、怖いね。。褒め言葉は自分に返ってくるそうです。。みなさん、、褒め合いましょう。。

後半は脳の仕組み(ここからが面白かった)。。ストレスではストレスホルモンであるグルココルチコイド(副腎皮質ホルモンの一種)が分泌される。。まず肝臓に出向き、、膵臓から分泌、、ホルモンを刺激、、分解する。。そうすると肝臓に溜まっているグリコーゲンがブドウ糖になり、血中に次々と現れる。血糖値が上がり、、、、、色々なことが体を巡らせ神経系を刺激し、、ストレス状態に陥る。。。ストレスになる前の体内。。考えただけでストレスが上昇する。。。ノンストレスで生きたいですね。。からだのためにも。。

自律神経というのは、、とても大脳に忠実で全て命令をし、体を動かすそうです。。なるほど。。。勉強したものの悲観的思考になるわたしの脳。。。難しい。。。楽天的に考える努力をします。