おすすめ ★★★☆☆
内容(「キネマ旬報社」データベースより
直木賞を受賞した中島京子のベストセラー小説を山田洋次監督が映画化。昭和11年。田舎から出て来た純真な娘・タキは、東京郊外に建つ少しモダンな赤い三角屋根の小さな家で、女中として働き始める。松たか子、黒木華、倍賞千恵子らが出演。
家政婦は見たというサスペンス的要素は全くない静かなお話。しかし仕えている奥さま(松たかこ)の不倫を目撃してしまうのは、衝撃的で心穏やかではいられないのではないだろうか。黒木華演じる女中が控えめではあるが、奥さまの事を想い懸命に尽くしている所が健気である。