- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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おすすめ★★★★☆
出版社/著者からの内容紹介
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか--理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: DVD
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おすすめ★★☆☆☆
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
直木賞作家・角田光代のベストセラー小説を、井上真央、永作博美主演で映画化。不倫相手の子供を誘拐した女と、誘拐犯に育てられた女。ふたりの4年間の逃亡生活と、その後の運命を描いたヒューマンサスペンス。監督は『孤高のメス』の成島出。
原作では2部構成になっていて、1部は誘拐した女がその子を育てながら逃亡生活を送る、2部は誘拐された女の子が成長し、実の母親とうまくいかず、家族の中で苦しみながら、過去の事件に向き合っていく。誘拐犯の自分勝手さに憤慨したのを覚えてる。可哀想なのは実の母親とその娘。旦那は問題外。
さて映画観ました。かなり短縮されてはいたけど(仕方ないか)、誘拐犯の美化されまくりに驚き。最後のシーンは正直残念でした。ただ誘拐された女の子(薫ちゃん)がすごく可愛いくて、小池栄子も評判通りの演技力で良かった。