みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

千早茜さん×村山由佳さん「恋愛小説」書き方講座


デビュー15周年の千早茜さんとデビュー30周年の村山由佳さんのトークイベントに行ってきました。
会場入口に開場40分前に到着。

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開場30分前にスタッフの方が準備を開始。雨がしとしと降る中、待っていたら、早めに会場に案内された。一番乗り!
スタッフの方に、写真撮影可能かを尋ねたら、イベント前ならokとのことなので、会場内を撮影。

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そこに..和服姿の麗しい女性が現れ、会場をぐるりと見渡す。なんと!なんと‼︎村山由佳さんだったのです。
あまりに突然のことで、動揺を隠せないわたし。「む、む、村山さん」と泣き声に近い声に。ニコッと微笑み、「ありがとうございます。後ほど」と手を振ってくれた。もう既に満足してしまい、脱力〜。高揚感に満たされる、過去最高の一番乗りでした。

18:00開始。千早さんと村山さんの仕事や恋愛の価値観、お互いのリスペクト、プライベートでも仲良しな雰囲気が伝わる和気藹々とした朗らかなやりとり、作家さんの感性の豊かさやユーモアに前のめりで聴き入りました。時折、村山さんが発する官能的な言葉にハラハラドキドキしつつも、お人柄が素敵すぎて、ただただ魅了されるばかり。作家さんのお話は興味深い。何時間でも聴ける自信あり!

お二人の恋愛観や小説の創作活動など、様々な価値観が真逆なのが面白い。参加者からの質問にも丁寧に回答をするお二人。難しいと頭を捻らせていたのが「信頼と恋愛」という質問。千早さんは実生活では信頼がなければ恋愛はできないが、小説では信頼を置くと物語が描けない。信頼があると不安も生じないし、事件も起きない。。確かに。

最後に小説を書くことの大切さをそれぞれ問われ、「書くときはたくさん嘘をつくが、自分への、自分を守るための嘘だけはつかない」という所が共通していて、お二人の強い信頼感を感じました。内容の濃い充実した時間でした。

サイン会の時、緊張してお話をする事ができないだろうからお手紙を送らせていただきました。
手紙では伝え切れない思いを言葉でも少し伝えることができたことも、嬉しかった。

↓千早さんの新作『マリエ』の香水。甘さの中に大人の深みがある香りでした。

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初めてのサイン会。心の内で静かなるエキサイトを感じました。またお会いしたい!という気持ちが高まる。

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知性、ユーモア、優しさ、品格を兼ね備えた魅力的な作家さんたち。村山さんの柔和なチャーミングさと千早さんのゆるぎない芯の強さを受け、なんとも至福の夜でした。オンライン配信も楽しみ!

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