みみの無趣味な故に・・・

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『プリンセス・トヨトミ』 万城目 学

 

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

 

 おすすめ ★★★★☆

 

内容(「BOOK」データベースより)

このことは誰も知らない―四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官三人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!?万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。

 

舞台は大阪城が見える府庁と空堀商店街。そこに会計検査院(国の税金の使い途を調査するお役所)の調査が入る。社団法人OJOの調査を進めていくうちに大阪の秘密を知る事に。「大阪国」が代々守り続けている子供(豊臣家の末裔)。その運営費に使用されている5億円。。果たして無駄遣いなのか??
調査官が出した決断は??

国家試験をトップの成績で合格する頭脳明晰な副長「鬼の松平」(不正が見つかると鬼の如く徹底的に打ちのめす)と見た目がほぼ外国人?のスタイル抜群でハーバード大学卒業、優秀な経歴を持つ部下1・旭ゲーンズブールとカンが冴える見た目は中学生、中身は大人の部下2・「ミラクル鳥居」の調査官たち。。

対する大阪国の面々は代々から受け継ぐ使命を強く持ち、決して口には出さず、その時(子供の危機)が来るまで変哲もない日常を過ごす一般庶民。

調査官VS大阪国の壮大な攻防戦のきっかけとなる地元中学生たちも密かに大きな戦いを繰り広げていて。。ドタバタ劇?ではあるが、こういうあり得ないお話があり得るのではないかと思うほど、よくできたお話。。

都市伝説的ってこんな感じなのであろう。小さな商店街でひっそり暮らす人々には実は大きな使命があり、、だからこそ頑なに守られながらも、子守歌のように漏れる。。でも幻想的なお話だから真実味はない。。的なのが世に伝わっていくみたいな。。


歴史の苦手なわたしですが、特に戦国時代から江戸時代は覚えることがたくさんで大の苦手。倒幕してくれた事への安堵を感じていたものです。関係ないけど、そんな思い出が蘇った本でした。。。