みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『ある閉ざされた雪の山荘で』 東野 圭吾

 

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

 

 おすすめ ★☆

 

内容(「BOOK』データベースより)

早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した若き男女七名。これから舞台稽古が始まるのだ。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇である。だが一人また一人、現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの中に疑惑が生じる。果してこれは本当に芝居なのか、と。一度限りの大技、読者を直撃。 

アガサクリスティの『そして誰もいなくなった』だ~。懐かしい~。って思わせる推理小説。ラストの主人公の涙。涙。涙。笑える。シリアス?な小説じゃなかったの?本格推理小説じゃないの?って最後は結局だまされる。嫌いじゃない。