みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『もふもふ 犬猫まみれの短編集』 カツセ マサヒコ他

 

おすすめ ★★★☆☆

【内容紹介】

犬と猫、どっちが好き?どっちも好き!ニャンともワンだふるなアンソロジー!

【感想】

カツセマサヒコ「笑う門」愛犬の死の一報を受け、実家に帰った俺は。(いきなり愛犬の死!胸がえぐられる(´;ω;`)ウゥゥ)

 

山内マリコ「猫とずっと一緒にいる方法」亡き飼い猫のことをずっと感じられる方法を思いついた亜実は。(山内さんらしい独特な感じ。ずっと一緒にいる方法を思い浮かべると愛犬を剥製にしたいなと頭に過ぎる。。ちょっと怖いかな笑)

 

恩田陸 「忠告」忠犬が飼い主に告げた衝撃の計画とは。(愛犬からの手紙ほしいな。誤字があって健気。内容はホラーです笑)

早見和真「あの陽だまりと、カレと」マルとアンナ。名前の同じ3人と1匹が出会う。(猫と陽だまり。。なんだこの幸せな空間!)

 

結城光流「夕映えに響く遠吠え」門の外で遠吠えが響く。それは聞いたことのない、懐かしい声。(犬の健気な物語に弱いです)


三川みり「やばいコンビニの山本君と、猫の恩返し」呪われたコンビニを救うのは、猫!(猫の恩返しサイコー。山本君おめでとう!)
二宮敦人「タロにさよなら」家族ってなんだろう? でもお前のことは守らなきゃ。(泣かすなよーー( ノД`)シクシク…)

朱野帰子「昨日もキーボードがめちゃくちゃになりました」完璧な人生は、猫によって崩されていく。(完璧だった生活には戻れない。猫を愛してしまったのだから。人間生活はめちゃくちゃにされてもいいのだよ)

笑えて、泣けて。ホラーもミステリーも詰まった犬猫の短編集
。我が家にも愛すべきもふもふがいます。これからも笑いと涙ありの愛犬ドラマを作っていきたい♪