みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『自薦THEどんでん返し』

 

 おすすめ ★☆☆

 

内容(「BOOK」データベースより)

十七歳年下の女性と結婚した助教授。妻が恐るべき運命を告白する…。ベストセラーを目指せと、編集長にたきつけられた作家はどこへ…。完璧なアリバイがあるのに、自分が犯人と供述する女子高生の目的は…。貸別荘で発見された五つの死体。全員死亡しているため、誰が犯人で誰が被害者なのか不明だ…。推理作家が、猟奇殺人の動機を解明すべく頼った人物とは…。独身の資産家を訪ねた甥。その甥には完全犯罪の計画があった…。六つのどんでん返しが、あなたを虜にする。

 

綾辻行人「再生」
有栖川有栖「書く機械」
西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
貫井徳郎「蝶番の問題」
法月綸太郎カニバリズム小論」
東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」

この中で一番、、どんでん返し感が強かったのは(それ以外はあまりどんでん返し要素が薄い)、、法月綸太郎さんでした。。

恋人を食した男の動機。。この謎を「カニバリズム」の文献、過去の事件、文化などなどあるゆる議論から解明していく。。ラストのどんでん返しには驚きだか、、、動機。。。なんとも言えぬ、、、驚き?