みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『卒業ホームラン』 重松 清

 

卒業ホームラン―自選短編集・男子編 (新潮文庫)

卒業ホームラン―自選短編集・男子編 (新潮文庫)

 

 

 

内容(「BOOK」 データベースより)
少年野球チームに所属する智は、こつこつ努力しているのにいつも補欠の六年生。がんばれば必ず報われるそう教えてきた智の父親で、チームの監督でもある徹夫は、息子を卒業試合に使うべきかどうか悩むが―答えの出ない問いを投げかける表題作のほか、忘れられない転校生との友情を描く「エビスくん」などを含む、自身が選んだ重松清入門の一冊。新作「また次の春へ」を特別収録。
 
本の交換会とやらを体験した。それぞれお気に入りの本を1冊選び、誰かの手に渡るという何とも楽しそうなイベント。20人足らずのメンバーとはいえ、本が被ることや既読本であることなど、あっても良さそうなのに、みなさんバラバラの本を持ちより、被ることなく交換を終えた。既読本だったかどうかはわからないが・・・
私は重松清の『卒業ホームラン』という未読本をいただいた。プレゼントしてくれた人曰く、女子編の方が人気があるんだけど、男が女子編をプレゼントって気持ち悪いかなぁって思い、男子編を選んだそう。ありがたい。もし私が選ぶとしたら、絶対女子編だろう。男子編は機会があれば読んでみよう位なはず。内容は子供(特に男の子)の様々な闘い(友達、親子、自分)が描かれてます。親目線で読んでしまうので物凄く反省をしてしまう。なるほど~。これは女子編読みたいわ。ただいま、小難しい娘の親の一人として。

 

まゆみのマーチ―自選短編集・女子編 (新潮文庫)

まゆみのマーチ―自選短編集・女子編 (新潮文庫)