みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『模倣犯』  宮部 みゆき

 

 

模倣犯〈上〉

模倣犯〈上〉

 

 

 

模倣犯〈下〉

模倣犯〈下〉

 

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内容(「BOOK」データベースより)

公園のゴミ箱から発見された女性の右腕は、連続女性殺人事件の犯人からの宣戦布告だった。比類なき知能犯に挑む、右腕を発見した少年と孫を殺された老人を待ち受ける運命とは? 魂を抉る驚愕と感動の3551枚!

 

読み応えは3551枚ならばあるのも当然あり過ぎる。上巻を読み終えて疲れてしまったがどうしてもやめられず、下巻突入。内容はとにかく疲れた。体力はもちろんのこと、心の方がひどく疲れた。不安、恐怖、混乱、不信、怒り、悲しみ、切なさ、虚しさ全てがこの作品で溢れ出て、最後は放心状態。私の心に衝撃だけを与えたこの本。感謝して良いのかしら。。。