みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『陰悩録 リビドー短編集』 筒井 康隆

 

陰悩録 リビドー短篇集 (角川文庫)

陰悩録 リビドー短篇集 (角川文庫)

 

おすすめ ★★★☆☆

【内容紹介】

男と女、男と神様、時には男と機械の間ですら交される、無限の可能性と歓喜に満ち、嫌らしくも面白おかしく、しかも滑稽にして神聖で、猥褒だが奥床しい行為。人間の過剰な「性」を描く悲喜劇の数々。

 

【感想】

一日一話。ゆっくり噛みしめたくて...というのではなく、一話でいっぱいいっぱいになるエロ文学。ラストの話を日曜ののんびりした朝、至福の読書時間にコーヒーを飲みながら読み終える。(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)◞📖

...エロの世界の幅広さを慄いてよいのか...くだらなさの一貫性に感動してよいのか...バカバカしい!と笑い飛ばしてよいのか...悩む。

男性の描く性は美しさはないけどユーモアがたっぷりある。どんな対象物でも性へ結びつける底知れぬ想像力にも関わらず、、なんて男の頭の中は単純なんだろう。。いや、複雑なのかな。。いや、単純明快。。だからこそ、宇宙まで跳べるのだろう。。

一話一話の感想を書こうかなぁと思ったけど、「××××で××××××になると瞬間的に×××××。なんて××××の力は××××××なの。国家が絡み絡まる×××××。××××、×××××××××。××××は宇宙へ×××××するのね〜」となるので、、やめておきます。