みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『祝祭と予感』 恩田 陸

 

祝祭と予感

祝祭と予感

 

おすすめ ★★★★★

【内容紹介】

大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。 入賞者ツアーのはざまで亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノ恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員ナサニエルと三枝子の若き日の衝撃的な出会いとその後を描いた「獅子と芍薬」。作曲家・菱沼忠明が課題曲「春と修羅」を作るきっかけとなった忘れ得ぬ一人の教え子の追憶「袈裟と鞦韆」。ジュリアード音楽院に留学したマサルの意外な一面「竪琴と葦笛」。楽器選びに悩むヴィオラ奏者・奏に天啓を伝える「鈴蘭と階段」。ピアノの巨匠ホフマンが幼い塵と初めて出会った永遠のような瞬間「伝説と予感」。全6編。

【感想】

『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ。

一話一話がとても短いけど、みんなと再会した気分でじんわりと懐かしい気持ちに。。 ラストの「伝説と予感」でホフマンが初めて風間塵と出会うシーンに静かに心響く感動が。。是非とも『蜜蜂と遠雷』を読んでから、読んでほしい一冊。わたしは最近、再読しました。感想はコチラ→『蜜蜂と遠雷』 恩田 陸 - みみの無趣味な故に・・・

 

原作とスピンオフを読み終わり、、胸打つ鼓動のまま、映画鑑賞してきました。。世界に音楽が溢れてるわ。。

映画の感想はコチラ↓

『蜜蜂と遠雷』鑑賞 - みみの無趣味な故に・・・