みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『キャロル』

 

キャロル(字幕版)

キャロル(字幕版)

 

おすすめ ★★★★☆

【内容紹介】

1952年、ニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場でキャロルという美しい女性を見つけた。キャロルに憧れを抱くテレーズであったが、彼女が夫ハージとの愛のない結婚生活に苦しんできたこと、そしてついに離婚を決意したことを知り、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく…。エレガントな大人の女性に心奪われた若いヒロインの禁断の恋を描いた作品。

 

【感想】

美しい。。ただただ美しい。。その一点を楽しむだけでも何度でも観れる映画。ケイトブランシェットの目線と妖艶さに見惚れ纏う不幸さすら美しい、ルーニーマーラーの可愛さ(キャロルと食事してる時、めちゃ可愛い💕)と力強さに惹かれ、ほんとに天使が舞い降りた感じ。。ファッションとしぐさにため息が漏れ、恋に落ち、内面で激しく葛藤しながら、静かにお互いを受け入れていく美しいふたりに魅了されてしまったので、満足。。

「人に惹かれる理由や嫌う理由はわからない。わかるのはその人に惹かれるか惹かれないかだけ。。」

惹かれ合ってしまったのだから。理由を考えても仕方ない。。ラストのシーンの2人の表情。何度観ても、素敵だった。

 

面白いかと問われたら、、面白いという映画ではありません。