みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『四十路越え!』 湯山 玲子

 

四十路越え! (角川文庫)

四十路越え! (角川文庫)

 

 おすすめ ★★★☆☆

 

【内容紹介】

四十路、それは人生の折り返し地点。変えたい自分と変えたくない自分とがせめぎ合う、のっぴきならない状況だ。褒めてくれる人は激減、腰を抜かすような老化の兆しが現れ、経験のない仕事のトラブルが。だが、四十歳は人生大仕切り直しのエポックでもある!若い時に体得した「自分らしさ」はもうイタい。人から選ばれなくても結構、「規格外」の気概で生きるしかない。第二のエンジンをふかせ、人生の突破口がここにある!!

 

【感想】

四十路の恋愛、セックス、健康、美容、ファッション、仕事を赤裸々に語り、攻撃的に謳歌するパワーに圧倒された。前半部分は過激ですごい。。

男性の性欲中心恋愛、女性の恋愛夢見がち、性事情のタブー化、「恋愛体質女」へのダメ出し。。バッサリハッキリ物申す。。ふむ。すごい。

健康のヨガについてはかなり共感した。「精神的な辛さ、落ち込みを確実に良い方向に向かわせる力」わたしも実感してます。

ファッションのイタさと外見と内面の落差の損は、、頷けた。人の第一印象はどうしても見た目。。外見がかっこいいのに中身がない残念な女性が溢れてる中、外見が無難なのに、内面が実にオモロイ女(作者はオモロイ女になれと言ってます)は素通りしてしまう悲しさがある。。アピール力、大事?

最後の仕事は、とても参考になりました。起業のススメは、なかなか勇気がいるけど、経験値の高い女性は知識を得て積極的に取り組むのは賛成。。社会から退いてしまった女性へのエールにもなると思います。焦りも多少感じたけど笑。