みみの無趣味な故に・・・

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『あわせ鏡に飛び込んで』 井上 夢人

 

あわせ鏡に飛び込んで (講談社文庫)

あわせ鏡に飛び込んで (講談社文庫)

 

 おすすめ ★★★☆☆

 

【感想】

作者のコメント付き短編。。話も面白いけど、短編を書いた理由も面白い。。原稿料の払いっぷりの誘惑に負けて書いた作品や、、「作者当て3人競作」(逢坂剛さん、大沢在昌さん、著者)という企画で誰が書いた小説かを読者が当てる作品や、、純文学系の文学誌からの依頼で緊張して書いた作品や、、絶版となり、世間にあまり読まれなかった幻の作品(表題作)や、、当時の若手作家の集まり「雨の会」で出版したアンソロジーなど。メンバーは大沢在昌折原一高橋克彦、新津きよみ、東野圭吾宮部みゆき、著者他10名。。「雨の会」の名前の由来は、みんなが集まると必ず雨が降るから。。どうやら宮部さんが雨女で今では「異常気象女」と言われてるそうです笑。
お話の方は別れを告げられ、瞬間接着剤で男をつなぎとめようとする女や、画家の描いた鏡の絵で罠に嵌められた医師や、臨死体験を実現できる薬を開発した科学者の恐怖の末路(めちゃ怖いし、めちゃ痛い)など、、人間心理ミステリーは怖面白い。。