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『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編』 村上 春樹

 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

 おすすめ ★★★★☆

 

【感想】(ネタバレ注意)

肖像画専門の画家・「私」は結婚六年目の妻・ユズからいきなり離婚を突きつけられ、広尾のマンションを飛び出し、愛車を飛ばして北へ一人旅をする。。そこで不思議な体験をする「私」
傷心旅行を終えた「私」は美大の頃の友人(父は有名日本画家・雨田具彦)から雨田具彦のアトリエの留守番を頼まれ、しばらく一人暮らし。屋根裏部屋で見つけた雨田具彦の世に出なかった絵画・「騎士団長殺し」を発見。。そこから「私」に巻き起こる奇妙な出来事の連続に頭を悩ましながら、、ご近所さんたちと様々な交流をしていく。。人妻との戯れを楽しみ、、隙のない完璧に近い謎多きお金持ち・免色の好奇心に流れ流され、、美少女・まりえと出会う。まりえの感性に惹きこまれていく「私」の創作意欲が高まり、肖像画ではない絵を描き始める。。

 

騎士団長殺し」の絵を発見してから「私」の周囲で奇妙なことが起こる。夜中の2時にどこからか鈴の音が鳴り、音の出所である穴を見つける。この穴の話を免色さんに相談をすることにより、お金持ち免色さんは業者を使い、大掛かりな作業をして、大きな石室を発見する。石室に閉じ込められていたイデア(観念)が騎士団長の姿となり「私」の前に現れる。。ホラー要素とファンタジー要素が混じり合う話に展開されていくが、一番の謎である免色渉の過去やまりえの父疑惑など浮上し、まりえ接近計画に「私」は巻き込まれながら、、その暮らしに満足している様子な第1部でした。