ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/06/21
- メディア: 文庫
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おすすめ ★★★★★
【内容紹介】
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。
【感想】
今回も良かった。。シリーズ読むうちに、、どんどん吸い込まれて行く。
古書を通して、誰かに伝えたい想い。。本で救われていくこと。。苦しい時に投げかけられる本の一節。。心に留めておきたい言葉。。読んでるだけで感情が込み上げてきた。。(;_;)
栞子さんの失踪してしまったお母さんへの想いや不可解な謎。。
「一般的に母と娘が仲違いしたら、原因は母親の方にある」
栞子さん断言。。根深い母娘の確執。。母への想いが強い証拠。。
探し続けるお母さんとの思い出の一冊。。栞子さんの周辺の奇妙な動きが次回にどう展開されるのか。。?
続きが気になります。