みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『そして生活はつづく』 星野 源

 

そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)

 

 おすすめ ★★★★☆

 

生活を面白がる。。ダメな自分を面白がる。。視力の弱さを最大限面白がる。。笑。
この人のダメさ加減が音楽、役者、作家などなどの才能に繋がっていること、、納得できる1冊。。

亡くなったおじいちゃんに対する想いにちと涙してしまった。。素直な感情に打たれる。。
空気を読めずに場の雰囲気とは違う言葉が浮かんでしまうエピソードなど、、他人事には思えない。。日常を真面目に面白がる。。駆け抜けて行く日々だけど、、一呼吸して、面白がると、人生豊かになりますね。

日常の事を考える余裕がない今、、立ち止まり振り返ると、、そこにも意味があるような。。そういう生活の視点をする事で、自分を見つめ、ダメさも認め?抜け感ある丁度良い人生を送れるような気がします。。
そんな事を気付かせてくれるエッセイでした。。

心に留めた言葉↓

「自信がないから持続する」「真面目は絶対大事。。真面目に不真面目さを作る」(星野源さんではなく、きたろうさんの言葉だった笑。。)