おすすめ ★★★★☆
【内容紹介】
あいらしく、りりしい野生の雪だるまの女の子雪子ちゃんの毎日には生きることのよろこびがあふれています。著者が長年あたためてきた初めての長編童話にオールカラーの銅版画を添えた宝物のような1冊。
【感想】
ある吹雪の日。画家の百合子さんの庭に迷い込んだ可愛い子供の野生の雪だるま、、雪子ちゃん、、物置小屋に住み着いた雪子ちゃんの好奇心旺盛な物語。。
雪子ちゃん、、とてもしっかりして、、生活感がある雪だるま。笑。。一人暮らしを始めるんだから、、ほんわかと雪を楽しんでる場合じゃないよね。。お店で買い物(ツケにしてもらってる)して、、料理して、、先に住み着いたネズミ達にも食べ物を与えて、、配慮を忘れない。。近くの小学校で勉強して、、読書もして(ひらがなだけ、読める)と、、勤勉な一面も。。夏は休眠して、、冬を待つ。。
山本容子さんの挿絵があったかくて、、とてもほのぼのするお話でした。。