みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『中吊り小説』 

 

中吊り小説 (新潮文庫)

中吊り小説 (新潮文庫)

 

 おすすめ ★☆

内容(「BOOK」データベースより)

電車の車内で、あなたは何をしていますか。時間を持て余した時、誰もがふと見上げる中吊り。JR東日本の中吊りに連載されて話題となった19編の「中吊り小説」が遂に一冊になりました。吉本ばななから伊集院静まで、当代きっての人気作家達が描く、恋愛小説、幻想譚、コント、エッセイ、メルヘンなどなど。単行本収録の8編に、文庫化にあたり新たに11編を加えたお得な完全版です。

 

吉本ばなな高橋源一郎阿刀田高椎名誠、村松友視、泉麻人曽野綾子森村桂高橋三千綱嵐山光三郎秋元康、森瑤子、ねじめ正一赤川次郎和田誠浅井慎平安西水丸常盤新平伊集院静

中吊りって、、今はないのかな?JR東日本の中吊りに連載された短編集。人気作家さん達のおかげで、、通勤通学も楽しめたでしょうね

 

クスクスっと笑えるのもあれば、、ほんわかになったり、、なつかしい気持ちになったり、、痛ーいってお話もあり。駅を降り忘れちゃいそう。。

 

ねじめ正一さんの「赤チンの午后」は野球をしていたら、足をざくりと切ってしまった少年・幸ちゃんの話。みんなから、「すげえ傷」と言われる内に、、不安になり、、吐きそうになる幸ちゃん。。そこで救いの一言「赤チンつければ治るよ」と言われ、、ほっとする気持ちが広がる。。早くおウチに帰って赤チン塗ろう。。帰ったら、、母親に病院に連れて行かれ、、、手術。。笑。

 

似たような経験、、わたし、ありました。。小学3年生の時に、帰宅中、足を切り、、痛いけど、我慢できる程度。。母に言ったら「消毒して、、宿題やりなさい」と。。宿題してたら、、すごく痛くなってきた、、母に見せたら悲鳴をあげてた。。3針縫う大怪我。。しかも麻酔なしの手術。。ケガには気をつけましょう。。😌