みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『ガソリン生活』 伊坂 幸太郎

 

ガソリン生活 (朝日文庫)

ガソリン生活 (朝日文庫)

 

 おすすめ ★☆☆

内容(「BOOK」データベースより)

のんきな兄・良夫と聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死!パパラッチ、いじめ、恐喝など一家は更なる謎に巻き込まれ…!?車同士がおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる、仲良し家族の冒険譚!愛すべきオフビート長編ミステリー。

 

望月家の愛車、緑のデミオ。。彼が物語を語ってくれる。。ご近所の車友達との会話。駐車場、信号待ち、渋滞中で出会う様々な車たちとの噂話で盛り上がるデミオくんのガソリン生活。。

車あるあるや、、ガンダムの話題が出る所に笑いが起きる。。アムロの名台詞?笑った。
クラクションの存在意味は頷ける。。クラクションを鳴らす心境。。感謝な時もあるし、注意警告の時もあるけど、、、やっぱり怒りや威嚇が大半。。。鳴らされると、、ちと落ち込むのよね。。


車視点の表現が楽しい。。(興奮するとワイパーが自然と動き出す感じ。。とか。。自分勝手な人を自分の信号が全部青信号だと思ってる。。などなど。。わたし赤信号だらけ。。気をつけよ💦

愛車を大切にしようと思える。。イライラしないで、安全運転。。ハンドル叩かないで。。愛車が悲鳴を上げる。。
ワイパーが自然と動いてしまうような驚きのある話を聞かせてあげたいね。。。