みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『窓の魚』  西 加奈子

 

窓の魚 (新潮文庫)

窓の魚 (新潮文庫)

 

 おすすめ ★

 

内容(「BOOK」データベースより)

温泉宿で一夜を過ごす、2組の恋人たち。静かなナツ、優しいアキオ、可愛いハルナ、無関心なトウヤマ。裸の体で、秘密の心を抱える彼らはそれぞれに深刻な欠落を隠し合っていた。決して交わることなく、お互いを求め合う4人。そして翌朝、宿には一体の死体が残される―恋という得体の知れない感情を、これまでにないほど奥深く、冷静な筆致でとらえた、新たな恋愛小説の臨界点。

 

評価が低かった方からいただいた本。。その方の書評に対し「サスペンス?ニシカナ的土曜劇場?ちとHなお話?危険な香り?だからどうしたって話?色々な要素ありな感じだけど、面白くないんだ笑笑。」とコメントをしているわたし。。少しホラー要素もありと盛りだくさんな内容らしいので、、真夏に読んでみた。

 

何度、、、夢の世界に行ったか。。。起きると、、朝なのか、夕方なのか、、夜なのか、、いつも戸惑いと不安を与えてくれる本でした。。