みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『太陽のパスタ、豆のスープ』  宮下 奈都

 

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽。失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは“ドリフターズ(やりたいこと)・リスト”の作成だった。自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。相手の意見やその場の空気に流されていなかっただろうか。自分の心を見つめ直すことで明日羽は少しずつ成長してゆく。自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。

 

こちらの本はプレゼントされました。とてもかわいいブックカバー付きで。うれしい。

宮下奈都さんはこれで2冊目。1冊目は『羊と鋼の森』。ピアノの調律師のお話でとても文章が美しい(こちらはお借りした本)

今回は失恋をしてしまった女性の再生のお話。主人公である明日羽(あすわ)にリストをすすめた叔母ロッカさん。この方がとても良い。言葉も雰囲気も料理も(太陽のパスタ、、食べたいとは思わないけど、見てみたい笑笑。)

“毎日”のごはんがあなたを助ける。と自信満々で言えるあすわママ。わたしも頑張る。

紹介されなかったら手にしていなかった本かもしれない。やはり本友達はいいね。