みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『旅屋おかえり』  原田 マハ

 

旅屋おかえり (集英社文庫)

旅屋おかえり (集英社文庫)

 

 おすすめ ★☆

 

内容(「BOOK」データベースより)
あなたの旅、代行します!売れない崖っぷちアラサータレント“おかえり”こと丘えりか。スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因でテレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事だった―。満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ。おかえりは行く先々で出会った人々を笑顔に変えていく。感涙必至の“旅”物語。
 
「旅は、出かけるだけで、すでに意味がある」なるほど。旅したい。『楽園のカンヴァス』では美術館に行きたい。って単純な私はまた読後にそう思ってしまいました。
人の代りに旅をします。旅芸人?なんだかおいしいような、怖いような職業を心温まる話にしてしまう原田マハさんの『ジヴェルニーの食卓』が読みたい。