みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『夏の名残りの薔薇』   恩田 陸

夏の名残りの薔薇 (文春文庫)

夏の名残りの薔薇 (文春文庫)

おすすめ度 ★★☆☆☆

 

内容(「BOOK」データベースより)

沢渡三姉妹が山奥のクラシック・ホテルで毎年秋に開催する、豪華なパーティ。参加者は、姉妹の甥の嫁で美貌の桜子や、次女の娘で女優の瑞穂など、華やかだが何かと噂のある人物ばかり。不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。これは真実なのか、それとも幻か?巻末に杉江松恋氏による評論とインタビューも収録。

 

タイトルが素晴らしい。。だからかしら。。あまり面白くなかった。人の記憶の曖昧さ?記憶は改ざんできる?って事なのかな?途中に出てくる映画の引用文が更に意味不明さを増幅してくれましたね。各章の最後に誰かしら死んでは、次章で復活してるのが、さすが恩田ワールド。これは少し寝かせて、、再読します。