おすすめ ★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
島で暮らす中学生の信之は、同級生の美花と付き合っている。ある日、島を大災害が襲い、信之と美花、幼なじみの輔、そして数人の大人だけが生き残る。島での最後の夜、信之は美花を守るため、ある罪を犯し、それは二人だけの秘密になった。それから二十年。妻子とともに暮らしている信之の前に輔が現れ、過去の事件の真相を仄めかす。信之は、美花を再び守ろうとするが―。渾身の長編小説。
震災を思い出してしまう場面もありました。(この本が出たのは震災前です)美花を守る信之、二人を陥れようとする輔、過去から逃れたい美花、それぞれが暗い。。。だから"光”を求めてるのかな?それとも未来に希望を持てないから過去が唯一の"光”になってるのかな?ってタイトルを深読みしながら読んでました。