みみの無趣味な故に・・・

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『月桃夜』 遠田 潤子

月桃夜

月桃夜

  

おすすめ ★★★★☆

内容(「BOOK」データベースより)

想いは人知れず、この世の終わりまで滾り立つ―。死んでもいいと海を漂う茉莉香に、虚空を彷徨う大鷲が語りかける。熱く狂おしい兄の想いを、お前はなかったことにできるのか?かつて二百年前の奄美にも、許されぬ愛を望んだ兄妹がいた…。苛酷な階級社会で奴隷に生まれた少年は、やがて愛することを知り、運命に抗うことを決意する。

 

幼い子供には苛酷すぎる奴隷生活の中でお互いの存在だけが希望である。何とも切ない話。言葉を理解するのに苦労したけど、そこが大昔の異国のお話(実際は奄美のお話)みたいで美しい。