- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2011/02/18
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おすすめ★★★★☆
【STORY】
ブエノスアイレス― 刑事裁判所を引退したベンハミン(リカルド・ダリン)は、 忘れ難いある事件を題材に小説を書き始める。 それは、1974年に結婚間もない女性が殺害された残虐な事件だった。 妻を奪われた銀行員の夫の深い愛情に突き動かされたベンハミンは、 判事の制止を振り切り、犯人を捜し始める。そして、ようやく容疑者にたどり着くが…。 それから25年。 タイプライターを前に自身の人生を振り返るベンハミンに、 上司だったイレーネ(ソレダ・ビジャミル)の存在が鮮やかに甦る。 いまだ過去に生きる自分と決別するために、彼は事件の裏側に潜む謎と、 今も変わらぬイレーネへの想いに向き合うことを決意する。 果たして、ベンハミンは失った歳月を取り戻すことが出来るだろうか?
初めてのアルゼンチン映画。ちょっとお酒を飲みながら観たのが失敗。序盤はスペイン語のトーンが心地よくてちょっとボーっとしてしまった(汗)。。中盤からは徐々に明らかにされていく謎と恐怖、後半の謎解きは手に汗握る緊張感。怖いサスペンス映画でしたが、ラストがとっても良かった。私が一番記憶に残ったシーン。(ネタバレ注意!)ベンハミンがたどり着くある場所でのシーン。誰にも相手にされず、話しかけられる事もなく生かされる。あの人の瞳の奥にある執念にゾッとした私は、これがまさに極刑なんだなと。「終身刑ですよね」