おすすめ ★★★★☆
内容(「BOOK」データベースより)
九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。
死体が語り話が進んでいく本。それだけで怖い。冒険が始まった。じゃないよね。でも作者17才の時のデビュー作品。そう考えると凄い。ラストは背筋がゾワリとします。夏の怖い話にはこの話をすればいいんじゃないかな。