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みみの無趣味な故に・・・

読書、映画、ネット。。。。インドアな日々を書いてます

『残虐記』  桐野 夏生

 

残虐記 (新潮文庫)

残虐記 (新潮文庫)

 

 おすすめ ★☆☆

 

内容(「BOOK」データベースより)

自分は少女誘拐監禁事件の被害者だったという驚くべき手記を残して、作家が消えた。黒く汚れた男の爪、饐えた臭い、含んだ水の鉄錆の味。性と暴力の気配が満ちる密室で、少女が夜毎に育てた毒の夢と男の欲望とが交錯する。誰にも明かされない真実をめぐって少女に注がれた隠微な視線、幾重にも重なり合った虚構と現実の姿を、独創的なリアリズムを駆使して描出した傑作長編。柴田錬三郎賞受賞作。

 

何と言って良いかわからない作品。現実世界で起きている監禁事件。とても衝撃的な事件もある。想像つかないほどの恐怖であろう。この体験記と思わせる手記は誘拐犯と少女の監禁生活を描いてる。現実離れした空間でもあるが、2人だけの秘密部屋にも見える。この異質な空間の中で少女が少しずつ成長していく。このまま発見されずにずっとここで過ごしていく事を想像するとやはり怖い。