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『容疑者Xの献身』  東野 圭吾

 

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

 

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内容(「BOOK」データベースより)

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

 

湯川学も認める天才・石神。天才vs天才の対決。どんな数学的難解が飛び出してくるのかと楽しみにしていたら、冷静な理系男子達が感情をぶつけあう人間ドラマになるとは思わなかった。天才の様子も滲み出てこない冴えない男が隣人親子を守る為に犯した犯罪。トリックも凄いけど、それを上回る愛。親子達はかけがえのない愛情を受けるが、同時に苦しみも計り知れないのではないかととまどいだらけの心境になってしまう。ラストは胸が苦しくて辛い。まさか読み始めの時はこんな気分になるとは思わなかった。まさに大どんでん返しだ。