みみの無趣味な故に・・・

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『象と耳鳴り』  恩田 陸

象と耳鳴り―推理小説 (祥伝社文庫)

象と耳鳴り―推理小説 (祥伝社文庫)

おすすめ度 ★★★★☆

 

「あたくし、象を見ると耳鳴りがするんです」退職判事関根多佳雄が博物館の帰りに立ち寄った喫茶店。カウンターで見知らぬ上品な老婦人が語り始めたのは、少女時代に英国で遭遇した、象による奇怪な殺人事件だった。だが婦人が去ったのち、多佳雄はその昔話の嘘を看破した。蝶ネクタイの店主が呟く彼女の真実。そしてこのささやかな挿話には、さらに意外な結末が待ち受けていた…。(表題作)ねじれた記憶、謎の中の謎、目眩く仕掛け、そして意表を衝く論理!

 

 長編に疲れた時はおすすめの短編小説。人との会話から推理していく。かなり観察力がないとこの結末は予期できないモノばかりです。この中で好きな話は「象と耳鳴り」「誰かに聞いた話」「机上の論理」「魔術師」です。その中でも「机上の論理」は写真1枚でここまで想像するか!?と感心しちゃいました。