みみの無趣味な故に・・・

読書感想、本にまつわるアレコレ話。時々映画、絵画鑑賞の感想も書いてます。

『長い長い殺人』 宮部 みゆき

 

長い長い殺人 (光文社文庫プレミアム)

長い長い殺人 (光文社文庫プレミアム)

 

 おすすめ ★☆

 

内容(「BOOK」データベースより)

轢き逃げは、じつは惨殺事件だった。被害者は森元隆一。事情聴取を始めた刑事は、森元の妻・法子に不審を持つ。夫を轢いた人物はどうなったのか、一度もきこうとしないのだ。隆一には八千万円の生命保険がかけられていた。しかし、受取人の法子には完璧なアリバイが…。刑事の財布、探偵の財布、死者の財布―。“十の財布”が語る事件の裏に、やがて底知れぬ悪意の影が。

 

ついに財布が語る本が現れたか。そのうち、携帯が語ったり、殺したりとかって話が出てくるかも。いや出てるかも。財布視点から語られる色々な事件をお楽しみあれ。