- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: 単行本
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おすすめ度 ★★★☆☆
内容紹介
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。
読んだら一気に読んでしまうほど、テンポ良くて、衝撃度あり。遺族、加害者同級生、加害者家族、加害者A、Bといった主観で各章構成されてます。わがままな子達が殺人したり、それに復讐したりと・・・後味はあまり良くないですね。それでも加害者A、Bの章から後半までは途中でやめることはできなくなったのは事実。