おすすめ ★★★☆☆
内容(「BOOK」データベースより)
レベル7まで行ったら戻れない―。謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。気鋭のミステリー作家が放つ力作長編。
この本から宮部作品にハマり、十数年。「レベル7まで行ったら戻れない」こんな言葉を目にしたら、読まずにはいられない。読んで、とても感動したかと言ったらそうでもない(笑)でも本当に出会って良かった作品。ここでめちゃめちゃ面白かったら、その後出会う宮部作品が失速してしまう。今現在も楽しんでいられるのもこの作品に出会ったからである。